日々思うことをつれづれなるままに書いています


by eukaryo

景気対策と環境政策

Excite エキサイト : 経済ニュース
トヨタ自動車は7月に引き続き9月の12日、19日に堤工場で休日出勤する方針を明らかにしたそうです.エコカー減税のためプリウスの受注が伸びいるためのようです.
エコカー減税効果で景気回復の兆しが見えてきたと言うことでしょうか.製造業で業績が回復すると波及効果も大きいと思われます.
自動車業界には恵みの雨となったエコカー減税ですが,環境政策の面では疑問に思うことがあります.確かに燃費の良い車に買い替えれば二酸化炭素排出が減りますが、このような小手先の環境対策では追いつかなくなるときがくるでしょう.ゆくゆくは社会の構造自体が低炭素排出型へと転換する必要があると思われます.
例えば自動車について考えると、エコカーの本命は水素電池車と思われますが,水素電池車のような次世代エコカーの普及には更なる技術革新が必要なことはもちろんですが,それに加えてガソリンスタンドから水素スタンドへ転換すると言ったインフラの変更も必要となります.
ハイブリッドカーと言うのは元々次世代エコカーが量産できるまでのつなぎと言う位置づけだったように思います.現時点でハイブリッドカーが普及するのは炭素排出量を減らす効果を持ちますが、それによって低炭素排出型社会への向けたインフラの変換が遅れるようなことがないか心配です.
それよりも何よりも、本気で低炭素排出型の社会を目指すなら、公共交通機関を整備してマイカー台数を減らすような施策もそのうち必要になるかも知れません.
今回のエコカー減税はあくまでも短期的な景気対策と言う位置づけで、低炭素排出社会実現に向けた長期的な施策については、景気対策とは別にじっくりと検討してほしいと思います.
[PR]
by eukaryo | 2009-08-18 15:31 | 社会