日々思うことをつれづれなるままに書いています


by eukaryo

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政治主導と族議員の違い

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鳩山首相は「基本政策閣僚委員会」で、前政権が策定した概算要求基準を撤廃し、10月15日までに新たな予算要求を出すよう指示するそうです。また、菅直人副総理を座長とする「予算編成のあり方に対する検討会」が発足し、予算編成方法の見直し作業も始まったようです。
官僚主導から政治主導への転換を掲げる民主党政権ですが、政権発足後から今までの動きを見ていると、どうやら民主党が言っている”政治主導”と言うのは、政治家が官僚をうまく操縦して予算編成や法案作成のイニシアチブを握ることを意味しているように見えます。しかしこれでは旧政権下の族議員と同じことではないかと心配になります。
霞ヶ関は日本で唯一のシンクタンクであると言われたりします。末端の現場から情報を収集し、これを分析して予算を編成、あるいは法案を作成すると言う作業は官僚抜きに行えないのが現状です。しかし、情報の収集と分析を官僚に握られていては、政治主導と言っても限界があるように思います。政治家を100人送り込もうが、所詮は二人羽織の後ろの人状態になるだけではないでしょうか。
政治主導を実現するためには、政治の側が官僚とは独立して、独自に情報を収集、分析する能力を身につけることが必要になると思います。そうして政治家が官僚機構と情報戦において拮抗できるようになることが、政治主導の出発点になると思います。そのためにはお金も時間もかかりますし、何より人材が必要となります。焦らずじっくりと取り組んで欲しいところです。
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by eukaryo | 2009-09-29 08:52 | 政治

改革、改革また改革

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共同通信の世論調査によると鳩山内閣の支持率は72.0%で、発足直後の支持率としては小泉、細川両内閣についで3位となるそうです。
いよいよ発足した鳩山内閣ですが、高い支持率でのスタートとなりました。今回の政権交代について革命的と評する向きもあるようです。革命とまで言うと大げさでしょうが,変革を望む選挙民の声を吸い上げての成果であったことは間違いないでしょう。
思うに内需拡大を目指し3公社を民営化した中曽根構造改革以来、橋本行政改革、そして小泉構造改革と今まで幾度となく改革が叫ばれ、それが高い支持率で支持されてきました。20年以上にわたって改革し続けたはずの日本ですが、その実、少子高齢化と言う社会構造の変化、冷戦終結後の世界情勢の変化に対応できずに立ち止まったままの状態に見えます。選挙民の改革志向と現実の日本社会の変われなさの奇妙なコントラストが印象的です。
今回の政権交代によって本当に社会構造を大きく変化させるような改革が断行できるのかいささか疑問に思うところがあります。改革を支持する選挙民の熱意に対して、どう変わるのかと言うことについては、まるでコンセンサスが無いからです。変わること自体が自己目的化して至上命題と化しているようです。。
一部で評判の悪い小泉ー竹中構造改革ですが、小泉サン自身の支持率と人気は引退後も落ちませんでしたし、小泉ー竹中路線からの転換を鮮明にした後でも自民党の支持率は回復しませんでした。変わった結果悪くなる方が、変わらないままでいるよりましと言うことかも知れません。
何か変わりそうと言う雰囲気が無くなる時が、鳩山内閣が支持を失う時になるのではないでしょうか。
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by eukaryo | 2009-09-18 08:51 | 政治

ピンチこそチャンス

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ポスト麻生の呼び声も高い舛添要一厚労相ですが、自民党総裁選へ出馬しない意向を表明したそうです。衆院選の敗北は内閣の一員であった自分にも責任があると述べたそうです。
歴史的大敗から党再生への道を探ることとなった自民党ですが、道のりはなかなか険しようです。冷戦の終結とともにその役目を終えたと思える自民党ですが、議席数を大幅に減らした今こそ、逆に党再生の大きなチャンスと言えるかも知れません。
大幅な経済成長が望めない現在の日本では、どこかが浮けばどこかが沈むのが道理です。奇跡でも起こすか、選挙権の無い若者に大幅にツケを回すかしない限り、選挙民のみんなが満足する政策を実現するなど不可能と言えます。今回の選挙で民主党に一票を投じた人の中にも、政策が実現する過程で沈む人が出てくるでしょう。そういう人たちの不満の受け皿にはもはや自民党しかないわけですから、次の選挙で自民党が更に議席数を減らすと言うことは、かなり考えにくい状況と言えます。
とは言え利益の分配と言う役割を終えた自民党を再生するためには、それに変わる次の役割が必要です。ここは党是の根本に帰って自主憲法の制定を前面に押し出してみてはいかがでしょうか。
最近の選挙は全て単一のイシューで、有権者の選択がどちらか一方に雪崩を打って傾く傾向が顕著に現れています。郵政選挙では”郵政民営化するかしないか”、今回の選挙では”政権交代するかしないか”。二者択一になれば結果は勝ち組の総取りか、半々の痛み分けかのどちらかでしょう。
そこで次のイシューとしては順当にいけば”消費税増税するかしないか”が考えられますが、自民党としては”憲法改正するかしないか”、をイシューに次の選挙に望むべきではないでしょうか。失うものの無い自民党にこそ可能な選択と思われます。今の情勢なら半々まで戻すだけで堂々と勝利宣言出来るでしょう。どちらに転んでも負けの無い選挙です。しかも社民党と連立を組む民主党は、この問題について最初から足枷付きの状態と言えます。千載一遇のチャンスと思われますがいかがでしょう。
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by eukaryo | 2009-09-02 14:51 | 政治